バンクーバー(カナダ)の仕事はワーホリで成り立っている理由。

英語をもっと肌で感じたい!

でも留学するほどお金もない!

なんなら現地でバイトでもしながら英語を学びたい!

日本では味わえない文化や言葉を学びながらお金まで稼ぐことができる、これこそがワーキングホリデーの神髄!

どうもみなさん!

おはようございます!

こんにちは!

こんばんは!

30歳にしてバックパックでバンクーバーにワーキングホリデー(ギリホリってやつです)に繰り出しましたDAIです。

ワーキングホリデーでバンクーバーへ行こうと考えているあなたへ

ささやかながら僕の経験をもとにアドバイスをしたいと思います。

実際にもう決めている人はある程度ネットや口コミで情報を仕入れていると思うので、リアルに体験した人じゃないと伝えられないこと、それに加えてワーホリの理想と現実について、を中心にお伝えできればと思います。

それを語る上でまず

なぜ僕がバンクーバーを選んだのか?

これはまだ、体験する前の情報なのでリアルではないのですが、よくありがちな

カナダ OR オーストラリア、どちらがいいか?にあると思います。

VS

カナダもオーストラリアも旅行に行ったことあります!っていう人はなかなかいないと思うので悩みますよね~。

カナダって寒いよな~とか、でもオーストラリアは紫外線が~とか。

あ、ちなみに2010年の冬季オリンピックがバンクーバーで開催されたからバンクーバーは極寒の地だと思っている人も結構いるかもしれませんが、冬は東京とあまり変わらないですからね。スキーとかは山の方でやっているから雪は積もっているけど、市街地の方は年に2~3回くらいしか雪降らないですから。

僕がバンクーバーに決めた3つの理由

1つ目。

まず、僕の知り合いの英語の先生が薦めてくれたことです。彼が言うにはカナダ人はとにかく温かい、そしていろんな人種の人たちがいるけどみんな当たり前のように共存して暮らしている。これは本当でした!

2つ目。

バンクーバーが「世界で最も住みたい都市ランキングで1位」だったこと

だったこと…..

だった……

1位だから決めたのに僕が行くと決めた翌年から2位に下がりました( ;∀;)

まあいいんですけどね!

3つ目。

単純にVancouver(バンクーバー)という響きがかっこいい!(笑)

オシャレを意識するだけでも姿勢が良くなるのと同じで、オシャレな街で暮らせばそれなりに英語を意識してシャキッとなれるもんです(無理やり(汗))

バンクーバーの電車の図で、左上の方がダウンタウンなのですが、

Waterfront station
ウォーターフロント ステーション

Granville station
グランビル ステーション

Burrard station
バラード ステーション

この辺りがダウンタウンの中でも中心地なのですが、もう名前がめちゃくちゃオシャレ!

最終的にはこの名前の響きでバンクーバーに決めました(笑)

本題に戻ります(‘◇’)ゞ

あなたのプランは学校がメイン?それとも仕事?

僕はエージェントを使っていないので、エージェントを使う人はその会社に身をゆだねるのかもしれませんが、最低でも自分の言いたいことを表現できる英語力は持っておいた方が良いかと思います。これはコミュニケーション能力と言っても過言ではないくらい、語学力というよりも度胸が必要だと個人的には思っています。

カナダのワーキングホリデービザの条件は、1年間の範囲内で最大6ヶ月就学でき、労働に制限はありません。

ですので大きく分けると、

学校をメインにするのか?バイトをメインにするのか?という感じになると思います。

1年間がっつり働きたい

最初から語学学校に行くつもりはない!

少しでも多く稼ぐんだ!それでも環境がゆえに学べるから!

確かに少数派ではありますが、そういう人もいなくはないです。

こういう人はエージェントを使わない人が多いでしょうね。なるべくお金をかけずにワーホリに出られれば、貯金して日本に帰ることも可能です。

ただ、ワーホリの醍醐味はお金じゃないんですよね~

稼ぎながら勉強できることにこしたことはないんですけど、もし英語力が大したことなかったら働ける場所は日本食レストランとか寿司屋とかラーメン屋で日本語だらけの環境になってしまいます。それなら正直日本で働いた方が稼げると思います。

僕は1ヶ月でもいいから語学学校に通ったほうがいいと思っています。

理由は簡単です。

友達がめちゃくちゃ増えます。

語学学校に通うことで、クラスメイトはもちろん、学校の中にアクティビティがたくさんあるのでそこでのつながりが増えます。これはどこの学校もそうでした。みんなでPUBに飲みに行ったり、バーベキューやらスポーツだったり、僕はサッカーをやっていたのでブラジル人、メキシコ人、サウジアラビア人、韓国人と一緒のチームで語学学校の大会に出たりもしました。そういうのもあってFacebookの友達が100~200人増えました。

カナダにいる間は常にFacebookで何かしらのやりとりをしている状態でした。それだけ友達も増えるし、友達付き合いも多くなります。そうなるといろんな経験もできるし、日々の暮らしが楽しくなります。

常に外国人の友達がそばにいることで、常に英語でいろんなことを考えることになるので必然的に英語力もあがります。

もしバンクーバーに知り合いがいて、その人の紹介とかで働けるなら話は別ですが、いきなり異国の地で一人で職探しは難易度が高いと思います。その土地の生活や雰囲気に少しづつ馴染んで、学校に通えば、仕事を探しだす友達も周りにたくさんでてくると思うので、そこで情報交換がお互いにできることもプラスに働くと思います。

学校メインでインターンもしたい

ほぼ就学目的で来る人は大体このパターンになると思いますが、どうせならバイトもできたらいいな~程度に考えている方はワーキングホリデービザで留学っぽいことをするのだと思います。インターンを受けたいと考えているかたのほとんどは現地の企業の空気をリアルに感じたいと思っていると思います。

ただ、インターンは正直言って、当たりはずれがあります。

給料が出るようなところは比較的英語を使わなくてもよいような環境の仕事だったりしますし(べッドメイキングやジャパレス、皿洗いなど)給料が出ない場所であれば、比較的英語に携われる企業の雑用などに回されたりします。

ただしその場合、基本的にあまり相手にされないと思っても良いかもしれません。

というのも、企業側もあなたがインターンで来ているということがわかっているので、無給だしあまり無理をさせない、という考えをもっていたり、どうせあまり英語話せないし使えないだろうと思っている場合が多いからです。

え!?インターンシップの現実ってこんなもんなの??

って思ったかもしれませんが、それでも、

あなたの実力次第では理想のインターンを受けられることも可能です。

そういう人は英語力はもちろん、自己アピールや目標に向かった努力もすごいので、頑張ればもちろんチャンスはあると思います。

3ヶ月くらい学校に通ってあとはバイトしたい

ワーキングホリデーで一番王道のパターンですね。最後の月は貯めたバイト代を全部旅行費に回して使い切って日本に帰るという潔いパターンですね。

ワーホリでお金を貯めて日本に持って帰ろうと考えている人もいるかもしれませんが、それはあまり効率良くないし、僕はあまりおすすめしません。なぜワーホリでカナダに来ているのか?を考えたらお金を貯めることはそんなに重要なことじゃないと感じるし、人間一度しかない人生経験を積む期間だと考えれば1年間の集大成として最後に旅をして帰る、ということは必然的な考え方だとも思います。

@NYセントラルパーク

哀愁のマリオブラザーズ@ラスベガス

かなり暑そうです(笑)

バンクーバーの仕事はワーホリで成り立っている理由、ワーホリで本当に自分のやりたい仕事が見つかるのか?

よく聞きますよね?

海外まで来て、ジャパレスや寿司屋で働きたくない!( ;∀;)

実際はどうなのか?というと、もちろん英語力やコミュニケーション能力があればあるほど理想に近いバイトをすることができますが、現実は思っているよりも厳しいかもしれません。

理由① そもそも人手が余っている

日本ではコンビニやファストフード店などでは人手不足で店員さんはほとんど外国人という状況が続いていますが、バンクーバーのダウンタウンでは普通に足りている状況であったり、ジャパレスや寿司屋ですら日本人以外の外国人がレジュメ(履歴書)を直接お店まで持ってきたりする状況です。お店側からすれば日本文化を理解している日本人を採用したいと考えるのは必然なので、日本人が有利だったりするわけです。

理由②ビザの都合上、長期間雇えないから

バンクーバーの飲食店のほとんどは、ワーホリやビザの期限の都合で長期間雇うことができない、という事情を理解してくれています、というか、そういう人たちを雇うことによって安い賃金でお店をやりくりして、そのかわり従業員の入れ替わりが激しい、というのが普通と考えても良いかもしれません。なので、本格的に従業員を育てたい、と考えているお店は、そもそも短期間で国に帰ってしまうワーホリの人は雇わないかもしれません。

理由③ 寿司屋が多すぎる

意外に思うかもしれませんが、バンクーバーには日本とは比較にならないくらい数の寿司屋があります。もう笑っちゃうくらい寿司屋だらけです。というか、寿司屋なんだか、ジャパレスなんだかよくわからない飲食店がすごく多いんです。

それだけ寿司が浸透しているので日本よりも気軽に寿司を食べる習慣というか、もう文化といっても過言ではないくらい根付いています。なので経営者も日本人とは限りませんので働くならば注意したほうが良いです。

ということで、バンクーバーはそもそも日本人の雇用を求めている街であったりもするわけです。逆に言えば、英語が苦手な方でも、日本人であれば仕事を選ばなければバンクーバーでは働けるチャンスは十分にあるということも言えます。

では英語力に自信がなければチャンスはないのか?

それが、実はチャンスはあるんです。

ただ、運も味方につけなければならないのですが、ワーホリでバンクーバーに来る人が働く場所の半分以上は飲食店になると思いますが、地元のカフェや、至る所にあるTIM HORTONS(日本でいうとミスタードーナッツみたいな店)で働きたいなら、英語力と同じくらい大切なことがあります。それは、

タイミングです。

当たり前ですが、どんなに英語を流ちょうに話せても、良い経歴を持っていても、従業員を募集していなければ採用してくれません。

実際、僕の知り合いであまり英語が得意な方ではない人がたまたまTIM HORTONSで採用されました。ちなみにその1ヶ月前に他の友人(そこそこ話せる)がレジュメを持って行ってもダメでした。

バンクーバーの飲食店事情

バンクーバーは移民とワーホリや留学生が非常に多い街です。

が故に、飲食店も基本、留学生とワーホリの使いまわしなんです。

「彼はあと2ヶ月でビザ切れるから」とか「来月3人いなくなっちゃうね」とかはしょっちゅうです。

なのでお店側も、「よし、誰か入れよう!」と思ったときにレジュメをくれる人を採用しがちなのです。

さっきもいいましたが、人手は余っているけど、余っているがゆえに普段毎日のようにレジュメをもらっても、もらうだけもらって捨ててしまっているお店も多いんです。

日本とは違って、年齢や顔写真は差別につながるから載せないのですが、そうなるとレジュメをキープしてても、はっきり言って覚えていないんです。だから捨ててしまうんです。

その結果、最高のタイミングで渡してくれる人が採用されやすいんです。

レジュメ(履歴書)を渡す最高のタイミングとはいつか?

これは結構運に左右される部分が大きいし、参考までにしかならないですが、日本人との採用を避けるなら1~3月辺りが良さげかと思います。やっぱり日本人は4月頃に来る人が多いので、そこから3ヶ月くらい学校に通って、夏くらいからバイトをして、帰国前に旅行して日本に帰国する、みたいなサイクルの人が多いと思います。そうなると1~3月辺り、特に3月にはやっとバンクーバーが明るくなってくる時期なので(冬の時期は常にどんよりしているのであまり町全体に活気がないです。)飲食店も盛り上がってきます。

地元の人達と被らないようにするには、4月~5月くらいにはバイト探しに出たら採用されやすいかもしれません、これは地元の高校生や大学生の夏休みが6月くらいから始まってくるので、バイトをし始める学生も多くなってくると思います。

そしてもう一点重要なことは、レジュメを直接持っていくときは、お店の人の誰でもいいから渡すのではなく、

なるべく偉そうな人に直接手渡すことが大切です。

さっきもいいましたが、人気のお店だと毎日のようにレジュメをもらうので、

適当に渡していたらマネージャークラスの人まで届かない可能性大です。

名札や風格を見定めてから手渡し、一言添えて少しでもインパクトを与えれば、採用の可能性は上がります。

どんな業界でもそうですが、熱い気持ちは大事なので同じお店に2度レジュメ出しても、もしくは立ち寄って「読んでくれましたか~?」と声をかけても全然OKです。もちろんやりすぎはよくないですが。

ただ、それでもすんなり採用されるとは限らないので、気になるお店の入り口辺りに “HIRING” もしくは”We are hiring” の張り紙を見つけたら迷わずレジュメを渡して連絡を待ちましょう。最初は緊張しますが、慣れたらどうってことないですからね~不思議と。

~最後に~

気づいたらネガティブな内容が多かったかもしれませんが、それでもバンクーバーは本当に素晴らしい街だと思います。人は温かいし、時間はゆっくり感じるし空気はきれいだし、日本ではなかなか体験できないことを、30歳になって青春と呼べるような体験をたくさんさせてもらいました。

でもその体験も自分の覚悟がなければ実現できなかったと思います。僕はバンクーバーで死ぬほど勉強したし、死ぬほど遊びました。正直言って、カナダに来ても、なじめなくて引きこもってしまう日本人も見てきました。そこら辺はどうしようもない部分もあるのかもしれないですけど、できるだけ自分の殻を破って、なんでもチャレンジするという精神が実はすごく大事だったのかな~と思ったりもしました。

これからワーキングホリデーでバンクーバーに行こうと考えている方々のお役に立てたなら幸いです。

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