”恥ずかしい”が英語の成長を遅らせる

英語を話すことに抵抗がある一つの原因に”恥ずかしい”という気持ちがあることだと思います。

これは実はすごく深刻で、日本人が世界的にも英語が苦手な理由の最も大きな部分を占めているのではないかと個人的には思っています。

ただ、恥ずかしいと言ってもどの部類かによって内容が変わりますので英語の意味を交えてお話したいと思います。

日本語の”恥ずかしい”は英語にするといくつかの単語に分けられます。

”恥ずかしい”という言葉は日本語だと非常に便利で、恥じらいであったり、ドジっぽい言葉であったり、基本的にはあまりネガティブなイメージはなく、どちらかと言うと”純粋”に近いのではないでしょうか?

それでも”恥”というネガティブな意味を持たせることもできるので使い勝手が良い言葉だと思います。

一方英語だと単語がいくつかに分けられます。そのシチュエーションによって使う単語が違うので慣れるまで大変かと思いますが

一般的に使う”恥ずかしい”だと例えば

embarrassed, shy

などですが、

”恥”の意味を持たせると

ashamed, humiliated

などがあります。

なので、ほとんどが前記の”恥ずかしい”だと思うのでこちらの説明をしたいと思います。

あなたの”恥ずかしい”がembarrassedやshyの場合

embarrassedは人目を気にしたり失敗した時に感じるような恥ずかしさです。

shyは性格的な恥ずかしがり屋みたいな意味合いで日本語でもシャイなので意味は同じだと思って大丈夫です。

これらの場合にまず考えて頂きたいことは人間は失敗なくして成長できない、ということです。早く英語を習得したいなら、どんどん間違えて学んでいくことです。

ただ、僕みたいに物覚えが悪いと「何回言わせるんだよ!」って思われそうで怖いですよね(^_^;)そうならないようにshy(シャイ)の部分をなるべく克服していろんな人とつながって、わからないことがあったら違う人に聞いて回るとウザがられないのでおすすめです(笑)

ちなみに僕がホームステイしていた時によくお父さんに

Don’t be shy(恥ずかしがらないで)ならぬ、 Don’t be Japanese ってよく言われました。これは日本人がshy な人が多いことを皮肉った表現でした(笑)

大丈夫!良くも悪くも誰もあなたのことに興味はない

間違えることを恐れたり緊張してしゃべれなくなったらこの言葉を思い出してください。間違えることを恐れたり緊張してしゃべれなくなった時の一番の原因は、他人にどう思われるか心配しているからなのです。

この時にこの言葉を思い浮かべてください。実際他人から自分の英語がどうであろうと知ったこっちゃないですからね。英語をすごく話せても海外の友達がいない人もいれば、全く話せなくてもたくさん友達がいる人もいますからね。

人見知りだからなんて海外では通用しない

僕もそうなんですが、人間関係で億劫になると「人見知りだから」と逃げたりしていませんか?基本的には無駄な出会いなどないと思った方がいろんな見識が深まると思うし、英語学習の心得みたいなことを間接的に学べたりもします。特に海外では日本人の恥ずかしさは奇妙に映るようで、ノリが悪いとか積極性がないと思われても仕方ありません。

ちなみに…

ashamedやhumiliatedの場合

ashamed は道徳的な”恥”や社会的な悪いことに対する言葉です。

humiliatedは恥をかかせるという意味や屈辱的に扱われる時に使われたりします。

海外の映画で”Shame on you!”というセリフが使われることがよくあります。これは”恥を知れ!”という意味です。

日本人は欧米に行けば見下されることもありますが、道徳やマナーがあるということもよく知られています。過度に恥ずかしがらず、恥をさらさずに振舞っていれば、ますます日本人の評価は上がるんじゃないかと思います。

英語の発音が恥ずかしくて克服できない人がすべきこと

おすすめの記事