
30歳を目前でワーキングホリデー(通称ギリホリ)を考えている人も多いのではないでしょうか?
何を隠そう、この私もそのうちの一人でした。
30歳でカナダのバンクーバーに飛び立ちました。
年齢制限ぎりぎりでカナダやオーストラリアにワーホリで行くとなれば、会社を辞めたり将来設計やら、いろんな覚悟が必要ですよね。
そんな経験から、今回は、
ギリホリで後悔しないために必要なこと
として自分でもできることをいくつかあげたいと思います。
そもそもギリホリとは?
わからない人も多いと思うので、ギリホリについて軽く説明したいと思います。
とは言っても誰が名付けたのかわかりませんが単純に、年齢制限ギリギリでワーキングホリデービザを使って、海外へ行くことです。
ほとんどの国が18~30歳(31歳の誕生日前までにビザの申請)だと思います。
※オーストラリアは35歳に引き上げられたみたいです。
ビザの取得はどれくらい前までに済ませばいいの?
カナダに関して言えば、31歳の誕生日を迎える前までに申請すれば大丈夫です。
しかも、取得してから1年以内に渡航する条件で、ワーホリビザは渡航した日から1年間有効なので、超ギリギリで申請して、渡航もギリギリまで待てば、最大32歳の誕生日前くらいまで待つことができます。
もちろん、そこから(渡航日から)1年間有効です。
なのでもう30歳で、まだ仕事も辞められないからあきらめようかな~、って考えている人も、とりあえず申請だけ済ませればまだ1年間あるので間に合いますね。
では、申請にはどれくらい時間がかかるのか?
申請に1~2ヶ月かかると言われていたので、そこら辺を踏まえて申請したのですが、僕の場合はたぶん1~2週間で申請完了の通知がきたと思います。
思っていたよりも大分早かった印象でした。
ちなみに12月に申請して、年明けくらいに来るのかな~って思っていたら、年内に来ました。
申請は自分でできる?エージェントに任せた方が良い?
僕はあまり他人に頼るのは好きじゃないし、こういう作業をすることも経験だと思っているので、全部自分でやりました。
ただ、難しい、とも簡単、とも聞いていたのでとりあえず試してみて無理そうだったらやめようかな~って思っていました。
実際、日本語付きのサンプルもあったし、そんなに難しくない印象でした。
ただ、それでも若干不安というか、やり直しをくらうのではないか?と思っていたけど一発OKでした。
一部ですがこんな感じです↓↓
わかりやすそうなサイトだったのでリンクを貼っておきます。
エージェントに頼ったら申請費用もバカにならないですからね~、学生なら親がお金を出してくれるかもしれないけど、いい大人がワーホリのためにエージェントを使うのもな~って思っていました。
人気の国は?カナダ?オーストラリア?
大抵の人がカナダ、オーストラリア、ニュージーランドに行くようですね。
実際はイギリスやアイルランド、ドイツや韓国などもあるようですが、これらの国は倍率が高かったり、働かなくても、留学で十分だったりもするようです。
どうせワーキングホリデーで海外に行くならば、バイトでもしながら勉強したいですもんね!
僕の周りのみんなも一緒だっだったのが、「カナダとオーストラリアどっちにしようか死ぬほど悩んだ!」っていう問題。
僕はオーストラリアには行ってないからカナダ、特にバンクーバーのことしか詳しくないけど、やっぱり、それぞれの良さが日本にはない部分が大きいから人気が高いのではないかな?と思います。
僕の経験から語るカナダ(バンクーバー)の良いところ
僕がバンクーバーにいた時、オーストラリアにワーホリ、もしくは留学経験者の日本人と話をする機会が何度かありました。
その時にどちらが良いか?と聞いたらみんなバンクーバーの方が良いと言っていました。
もちろん個人差があると思うので、判断材料にはならないかもしれませんが、それでも僕なりに感じる、カナダ(バンクーバー)の良いところは
人種の偏見みたいなものはない
壮大な大自然
時間がゆっくり感じる
人と人との会話を大事にする
簡単に言えばこんな感じです。
人種に関してはカナダ、特にバンクーバーは本当にいろんな国の人たちが暮らしていて、みんなお互いに共存しているのが、わかります。
でないと、僕みたいなのが平気で道聞かれたりしないだろうし、なによりも驚いたのが、年一回「ゲイパレード」があってそれに大手の銀行とかがスポンサーになっているなんて日本ではありえないですからね~。
詳しくはバンクーバー編で伝えたいと思います。
オーストラリアも物価が高い割には「世界で最も住みたい都市」ランキングで何年も連続で1位になっているから魅力があるのでしょう!
(ちなみに僕がバンクーバーに行く前の年までバンクーバーが世界1位でした(;^ω^))
ギリホリゆえに心は若く、態度は大人であれ
ギリホリで現地の語学学校に通うとなると、自分よりはるかに若い子ばかりになります。
実は僕、現地で直接足を運んで、語学学校10校くらい無料体験しました。
(バンクーバーだけで大、小含めたら100校近くあると言われています。)
そこで感じたことは、まあ~みんな若い!(当たり前なのですが)
幸い日本人は若く見られがちで30歳だとは思われなかったみたいです。
ただ、日本で働いている時にはまだ若い方だったのですが、いざ海外で語学学校に入ったら、ほぼ最年長でした。
それもそのはず若い子で18歳から、大学を休学してきた子や、卒業して就職しなかった23歳くらいの子がほとんどでした。あとは僕らみたいなギリホリメンバーが数パーセント。
なので必然的に大人の部類になります。
ただ、あまり距離を置いていたらとっつきにくい人になってしまうし、無理してバカなことやっていたら、いい年こいて遊びに来た人みたいに思われるんじゃないかなって思っていました。
そういう意味ではハンデは感じていたのでギリホリだからこその良さは何か?とよく考えていました。
やっぱり語学力?
とはいえ、年齢を気にするのは日本人と韓国人くらいなので、他の人たちと一緒にいればそこまで問題ないのですが、どちらにしろ語学力はあったほうが絶対にいいです。
話せればいろんなチャンスが増えますし、何しろ楽しいですからね!
よく、「ワーホリで海外に行くなら絶対に日本人と一緒にならない方がいい!」
と聞きますが、どうしたってそれは語学力と比例しますからね。周りを見渡しても英語をきちんと話せる人はそれなりに外国人と一緒にいるし、話せない人はほとんど日本人といます。
「自分はあまり話せないけど頑張って日本人とは距離を離す!」って思っている人もいるかもしれないけど、ちょっと厳しい言い方をすれば、その人はそうしたいのかもしれないけど、周りのワーホリの外国人だって英語を学びに来ているのだから、あまりにも話せない人とは一緒にいたくないと思っていることも多いんです。(もちろん性格が合えば話は別ですが)
なので他の外国人から尊敬されるにはある程度は英語ができた方が良いです。
英語があまり話せなくても自分のキャラクターで乗り切るメンタルを持っていれば他の人から魅力的に映ることも確かです!
ギリホリの良いところ
僕が感じたギリホリの最大の武器とは何といっても、日本人、外国人問わず、他のギリホリの人と簡単に仲良くなれるということです。
共感できることが多いからお互い気持ちが通じる部分はあると思います。
例えば、30歳近くになって仕事を辞める勇気や、自分の人生や環境を変えたいと思ったきっかけは、他の若い人たちよりも重い決断だったはずです。そこまでして海外に住むという決断をした、いわば同志には頑張ってもらいたいと思うことでしょう。
確かに絶対数は少ないかもしれませんが、その分、狭く深く長く付き合えることでしょう。
ワーキングホリデーで住む町はワーホリ人口が高いので、語学学校でもバイト先でも、いろんな国のワーホリの人がいると思います。
おそらく多くの人が日本人がたくさんいる街に行くのは環境上良くない!
と思っているかもしれませんが、これは決して悪いことではなく、初めてのワーホリなら住みやすさが一番大事なので何かあった時に頼れたり、英語学習者用のコミュニティなどあるので、まず初めは定番の町に行くことをおすすめしています。
そして慣れた頃に引っ越しをすればその国で生きる術みたいなものもその時には身についていると思うので、いきなり田舎に住んだりするよりは良いと思います。
なんだかんだ言って、人間関係がすごく大事だと思うので海外で知り合った人たち、日本人でも外国人でも
そういう人たちとの関係を大事にしていれば、ワーホリライフも楽しめると思いますよ!