![英語のスピーキング上達のコツ [鉄板ネタ話を作ろう]](https://otonaeigo.com/wp-content/uploads/2018/09/150415121892_TP_V-300x200-1.jpg)
英語学習の中でもスピーキングは 、自己主張が苦手な 日本人にとって最も苦手な分野だと思います。もともとガツガツした人や誰にでも気軽に話しかけられる人にとっては当たり前のことだったりしますが、シャイな人見知りの人たちは意外とこのやり方を知らなかったりもします。むしろ、知っていて実践していたらどんどんポジティブな性格になっていると思います。
考えれば話せるなら2~3分の鉄板ネタ話を作ろう

もしあなたが「考えれば英語は話せる」「自分で調べたら文章は作れる」ならば2~3分の鉄板話を作ってみましょう。
ここで言う鉄板とは、面白話し、恥ずかしかった話、悔しかった、驚いた.....などなど、自分が興味あって忘れられない話などです。
鉄板ネタ話がおすすめな理由
英語のスピーキングが苦手な人は、そもそも会話が苦手な人が多いので、尺が長い話をする時に頭の中で映像として記憶、再生することの大切さを思い出してもらう作業になります。そういう意味では、人は誰でも頭の中に強く残っている鉄板話があると思います。日本語ですら2~3分話続けろと言われたら意外とつらいもので、頭の中でストーリーを作らないと、なかなか難しいと思います。ましてや英語のスピーキングで完全に一語一句覚えようとしたら大変な作業になります。
理由①頭の中で再生しながら話す作業に慣れる

人間意識をしていないだけで、自分の得意な話をする時は、脳がその時の状況を映像で再生して、そのイメージを言葉にしている、と考えてもいいかもしれないですね。理屈で言っても分かりづらいらいかもしれないので僕の昔の鉄板話を例に説明したいと思います。
[僕の場合]初めての一人海外旅行
この話は別の海外旅行サイトにも書いてあるのですが、
初めてフィリピンに旅行に行ったときに空港降りてから短時間で何度もボッタくられかけた、という話なのですが、話の流れでいうと、
空港降りた直後のwifi探し→タクシー探し→タクシー車内→ホテルのチェックイン
という時系列で簡単にその時の状況を思い返すことができます。日本語の詳しい文章はここでは割愛させていただきます。
フィリピン到着後1時間で3回騙される!東南アジアで気を付けなくてはいけないこと
当時これを英語にしたらこんな感じになりました。
After arriving at Manila airport, I was looking for the place where I can use wifi internet. There was a man who look like airport staff came to me and asked me,
''Do you want to use wifi internet?''
I said ''Yes''
He solved the password and gave my iPhone back to me.
I sent some message to my friends. The staff seemed to wait I moved out the airport.
He said '' I know you want to take a taxi. Come on!''
I followed him and he carried my bag into the taxi and he said
''Hey tip! '' Now I understand why he was so kind to me. I didn't have small bill at that time. I feel sorry to him but I had to go.
Since this is my first foreign country, the scenery from the taxi was chaos.
I saw many people knocking the door to sell snacks or souvenirs when the taxi stopped at a traffic light. I have never had that experience in my life.
全部書くと長くなってしまうのでここまでにしますが、大体これで1分ちょっとくらいだと思います(慣れてくるとどんどん早くなりますが)。ここまでで話の半分弱くらいなのでトータルで3分くらいになります。
どうですか?状況を理解したらスムーズに読み取れませんか?
理由②あとは英語の定型文をあてはめるだけで身につく
もう頭の中でストーリーは出来上がっているので、あとは英語の定型文をあてはめるだけです。
僕の文章で例えるなら、
「~に到着後」ってなんていうんだろう?と考えた時に
After arriving at ~
という表現が使えます。これを覚えてしまえばいろんな場所で応用できます。
There was a man who ~
(このような男がいた)~がいる、あるなどのthere is 構文と関係代名詞 who
I saw many people knocking the door
(ドアを叩いているたくさんの人)のようなSVOCのパターン
表現の仕方はいろいろあるので慣れてきたら自分の癖みたいなものがでてきますが、このようなパターンをデフォルトして違う話の時にもあてはめる作業を何度も繰り返して少しづつ身につくようになります。
作り話でも構わない[スピーキング上達に変わりない]
ぶっちゃけこんなのは作り話でも全然構わないんですよね(笑)
英語のスピーキング上達のための練習ですから、僕も多少の脚色はしていましたし、
ホテルのボーイがチップもらうまでなかなか部屋から出てくれなかった時に
I kicked him out of my room. みたいな表現も使いましたけど実際は肩を叩きながらThank youって言っただけですから。こんな感じの表現も使いたいな~と思うことも大切ですからね。
スピーキング学習を続けていけば必ず披露する機会が訪れます
当然ですが、スピーキングを練習するということは英語を話す機会を増やしたい、または増やさないといけないということですよね。このまま続けていけば必ずどこかで話すチャンス、話さないといけないタイミングが来ます。
それは英語の先生やネイティブの人、留学先であったり日本にいる外国人の友達だったりします。
特に英会話のレッスンの時には何度も聞かれると思いますよ。
Have you ever had ~ experience?
今まであった(悲しい、嬉しい、笑った、怒った、驚いた)出来事は?
今のうちに用意して、チャンスがきたら積極的に話しましょう!一人で2~3分も話すことができたら達成感がすごいありますよ!それがさらなるモチベーションに繋がります。
皆様のお役に立てたら幸いです。
追記
僕のフィリピンの話は、悲しい話でも驚いた話でもどんな話でも無理やりねじ込んで何度も話していました(笑)